MacBook Air登場

久しぶりに心の底から、欲し~のと叫んでしまいました、今日発表のMacBook Air
世界でもっとも薄いノートブックだそうです。ほんとあの薄さは何なんでしょうか!?携帯電話並みです。

アップル製品の買い時は難しいといわれていますが、新商品発表のタイミングも見誤ると後悔が…。実はわたくしつい先日、MacBookを買うか、安めのWindows Noteを買うか悩んだ挙句、営業用モバイルには必要最低限度で十分と割り切り、DellのVistaNoteをチョイス。本日もう大後悔がスタートしてしまいました。うぅ…。

このMacBook Air、デザイン・携帯性(重量/サイズ)はまったく申し分なしなのですが、MacOSだけでなく、WinOSも入れて使おうと思うと、やっぱりディスク容量が今ひとつ物足りないかも。やっぱり仕事用にはWinNoteで十分だったと、自らに言い聞かせております。

Apple Store(Japan)

吉永小百合さんの年賀状とJP実務現場の意思統一に思う

昨年末、「吉永小百合さんから年賀状が届く…」という面白そうな発表がJP日本郵政グループからありました。民営化すると、やっぱり面白いことを考えてくるなぁ…、と関心したことを覚えています。さて例のその年賀状、反響は確かに大きかったように思いますが、とても悲しい気持ちになってしまうことが起こったので、ちょっと書いておこうかと思います。
吉永小百合さんからの年賀状

私は妻の実家で新年を迎えたのですが、その時にも「おおっ!」「お父さん、いつから吉永小百合の知り合いになったん!?」と、結構盛り上がっていました。
ちょっとググッてみても、多くの人が感激したような趣旨のエントリーがいっぱい…。しかし自宅に帰ってきて、我が家に届いた年賀状を見て、とてもがっかりしました。なぜだと思います?

妻の実家に届いた年賀状

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我が家に届いた年賀状

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一目瞭然ですよね。後者のほうでは感動も何もないです。年賀状は配達される枚数が多いですから、通常ゴムでまとめられてきていますよね。一番初めに見るのはもちろんポストから取り出したとき、その一番上にある一枚であることは当たり前です。その最高の瞬間を捨ててしまっていたんです。このプロジェクトを真剣に作り上げてきた企画の人たちの思いが、消費者との接点の最終地点で完全にそのコントロールを失ってしまった、ものすごく悲しい瞬間を見てしまったんです。

ちなみに我が家は群馬県の前橋市。後日実家(同じく群馬県の甘楽町)で母に届いた年賀状について聞いたところ、「そんなの来てた?」と…。完全に同じく裏向きで届いたんでしょうね。「お店からくるような年賀状は基本よまずに捨てちゃうから」ということなんで。

しかし新年早々、本当に悲しい気持ちになりました。自分の暮らすところでは、こういうクリエイティブな活動の重要性が理解されてないんだなぁと。人の心を高揚させ、感動してもらいたいということ、そんなことを生きがいにしたり、やりがいを感じ仕事をしたり、そんな人種の人間な私にはとてもショックな出来事でした。

「年賀状は、贈り物だと思う。」というJPの今年の年賀状のコピー、私にはすごく響くものでした。今年私が出した年賀状にもちょっとだけフィーチャーさせていただきましたし。しかしそのスローガンの下に動いてきたJPという巨大な組織の末端では、こういうことが簡単に起きてしまっているんだと。JPがどのようにその辺を徹底していたかどうかはわかりません。またこの私の主張を読んでも理解してもらえない人も多くいるでしょう。しかし年はじめのこの件は、プライベートでも仕事でも、何かをやるときにはかかわる人全員に、真意を伝えることの重要性と、その理解度を確認していくことの重要性を再確認させてもらいました。あまりやりすぎてウザがられるとマイナスなんでしょうけど。

googlemapがさらに簡単に使えるように

ウェブサイトを巡っていると非常に良く見かけるGooglemapsですが、このほど誰もが簡単にブログのエントリーなどに貼り付けられるようになりました。おそらく今までGooglemapsを積極的に活用していた人は、HTMLで自社サイトのアクセスマップを作成したり、APIを取り込んだプラグインなどを活用してブログエントリーのロケーションなどを付け加えていたりと、ある程度敷居の高いものだったのですが、今回はとにかく簡単、コピペで一発です。
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エリアや店舗を検索した後、マップ部右上にある「このページのリンク」をクリックするとウィンドウ内にコピペ用のタグの記載されたボックスが表示されますが、ここに「HTML を貼り付けてサイトに地図を埋め込みます」というのが新たに追加されています。このソースをHTMLページなり、ブログのエントリーなりに貼り付ければよいだけなのです。youtubeの映像をエンベットするのと同じですね。なぜ今まで用意しておいてくれなかったのか不思議なくらいです…。

そしてまた今回の機能追加で気が利いているのがサイズの指定もプレビューしながらつくれるトコロです。タグソースのテキストエリアの下にある「埋め込み地図のカスタマイズとプレビュー」をクリックすると、別ウィンドウでマップのカスタマイズ画面が現れます。この画面でサイズをプレビューしながら微調整し、カスタムHTMLタグを作成できます。
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特に斬新さがあるわけでもなんでもないのですが、googleにしては珍しくホスピタリティを感じたような気が…。日本の市場では今ひとつ爆発的なシェアを獲得できないgoogleサービス群ですが、こうしたちょっとした気配りがきちんと表現され、伝わってくるようになると、もっと普遍的な層にも愛されるようになっていく気がするのは私だけでしょうか・・・。

iWork’08, iLife’08到着

昨日注文したiWork’08とiLife’08が届きました。(最初はiWork’08だけでいいかと思いましたが、ついついiLife’08にも手を出してしまった!)毎度毎度のことですが、とにかくAppleStoreは注文から発送・到着までが早いです。今回は翌日でしたが、以前は当日中に届いたこともあったっけ…。

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さてさて、今回とにかく興味があるのはNumbersです。いよいよスプレッドシートがiWorkに組み込まれました。私はマクロやVBAをガンガン使うようなExcel使いではないので、表計算ソフトは基本があれば充分。あとはあのわずらわしいプリントの調整やら色彩のセンスの気持ち悪さから開放されれば、それだけで満足なんですけどね。
今は時間が無いので、お盆休み中にでもちょっと手を慣らす意味でもじっくり使ってみようと思います。

iWorkの話しついでで何なんですが、最近ではこの辺のオフィス系ソフトウェアもウェブアプリケーション化してきていますね。

などが注目度が高いので、もうすでに皆さんもお試しではないでしょうか?

オフィス系ソフトについてもこの手のウェブアプリサービスが今後主流になってくるだろう、なんて予想する人もいるようですが、私はまだまだMicrosoft Officeなどのインストール型のアプリケーションが必要なくなるとは全く思いません。(そういう仕事しておきながら、何でいまさらiWork買うの?なんていう人もいそうなので、そんな言い訳を先に述べておこうかな…と。)

ウェブ上で行うことのメリットはあくまで共有性や公開性だと感じいています。業者間のスケジュール共有なんかと同じで、LANやVAN外での複数人によるドキュメント編集なんかには、とってもすばらしいと思うのですが、扱う情報の機密性や重要性と、あるいは社内の基幹データベースとの結合・連携性、そして実際にオペレーションする人(させる人)、そして時間など、ウェブ上ではデメリットになるという状況がかなりありますよね。なのでオフィス系と限らずウェブアプリケーションサービスも得手不得手があるということを理解して、上手く活用できる部分を自分なりに消化していくのが一番だと思います。

新しいものに飛びつく好奇心と探究心、でも流されない冷静さと経験したことについての分析…。ただの新し物好きで終わらないように…。自分も毎日が挑戦と反省の連続です。

新しいiMac iLife’08 iWork’08

先日百式さんのエントリーでアップル製品の買い時を教えてくれる『mactactic』という記事があって、チェックしていたのですが、【Overdue for replacement – 100% 】・・・つまり「そろそろモデルチェンジするから、今は買っちゃダメよ!」となっていたiMac、Mac miniほかiLife’08, iWork’08など一気にリリースになりましたね。
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Appleサイトニュースリリース2007年8月8日
アップル、新しいiMacを発表
アップル、iLife ‘08を発表
アップル、iWork ‘08を発表
アップル、.Macを機能強化

今度のiMacはホワイトベースじゃなくなって、質感も変わりましたね。このタイミングにあわせ、日本サイトのデザインも.comと同じ仕様に変更になっています。まぁこの辺の変更でも、そろそろ来るんだろうな…と匂わせていたといえばそうなんですが…。
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ちなみにLinkShareの自動更新バナーもiMacになっています。(2007/08/08現在)
自動更新バナー
アフィリエイトでの広告効果は“購買につながるかどうかだけではない”と、こういうときに思い知らされます。アフィリエイターさんのサイトがニュースリリースの媒体にもなり得るわけです。ブログでわざわざ書いてもらうよりも素早いタイミング、しかも広告出稿側のコントロールできるタイミングですから。

ちなみに私は早速iWork’08注文しちゃいました♪

ブログプロモーションを活用する際のポイント4つ

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え~、この記事はB-Promotion中沢社長tomiyaさんとお話する機会があったため、書いている記事です(笑)

↑なんでこんな断りを入れているのか?それが今回のお話の肝かもしれません!

ではここから本題に入りますが、今回は消費者によるクチコミを利用したプロモーションについてお話したいと思います。もうすでにその辺を意識されている経営者さん、担当者さんも多いと思いますが、それはおそらく今までの広告手法の行き詰まりや、メーカー主導の商品づくりでは、消費者が受け入れてくれなくなっていることへの危機感の表れでしょう。私も広告業界に身をおく者として、今までも少なからずそういう場面に遭遇し、消費者を巻き込んだマーケティング手法やクチコミを誘発させるプロモーション活動を大々的に行った事もありました。当時はこうしたサービスを提供できる事自体珍しく、将来への可能性を感ることのできるWorkであったことをよく覚えています。なつかしぃ・・・。でもクチコミは別に新しい手法ではなく、もっとも原始的なプロモーション方法ですから、規模を問わなければ誰もが行ったことのある基本的なプロモーションではあるのですが…。

さてさてそんな過去の話はこの辺にしておいて今の話ですが、ブログをはじめとするCGMの影響力が日に日に高まってきていて、消費者によるクチコミを誘発・増幅させやすい環境が整ってきたといえます。そんな情勢のためか、ブロガーに記事を書かせてクチコミプロモーションを、という趣旨のサービスが、次々に登場して来ているようです。しかしそれらサービスは一見どれも同じように見えて、大きな違いが存在するので、しっかりと見極める必要がありそうです。

クチコミプロモーションについては以前の経験で「これはやってはいけない、これは慎重になるべき…」など、思うポイントがいくつかあったのですが、これらのブログを利用したプロモーションサービスにも全く同じことが言えるのでは?と、B-Promotionのお二方の話を聞いていて感じました。あぁ同じなんだなぁ…と。これはサービスを選ぶ企業側にとってこそ非常に重要なことなので、ここで紹介しておこうと思います。

  1. この記事は報酬を得た上でのプロモーションだ、ということを明確にするべき
    金銭あるいは何らかの付加価値を提供して記事を書いてもらう…つまり仕事として発注する以上、ブロガーさんたちが「これはこういう宣伝の仕事なんだけどね…」と記事の中で伝えることはとても重要です。一部企業がヤッチャッタ状態で非難轟々になってたりする例がありますが、“やらせ”につながる、あるいはそうでなくともそのように見られてしまう可能性があるからです。宣伝であることを意図的に隠せばいわゆるステルスマーケティングです。消費者を欺いて何がプロモーション、何がマーケティングでしょう…。消費者への裏切り行為によって、長い年月をかけ多くの社員の努力によってつくりあげられたブランドイメージも、一瞬にして粉々に打ち砕かれてしまうかもしれません。
  2. ブロガーさんは、母数でなく質を意識すべき
    クチコミの増幅は初期発信者の母数では決まりません。その人の先に何人いるのか?その人の人となり…つまり影響力や信憑性はどうなのか?そのことの方がよっぽど重要です。ただ数を打つ広告手法に限界を感じたからこそのブログプロモーションです。ただ表示されているだけでない、アツイ情報がアクションを起こさせる事を忘れてはいけません。幸いブロガーさんを媒介するクチコミでは、ページビューやユニークユーザー数などをきっちりと把握することが出来ます。
    またサンプリングによるレビューを募る場合などは、ブロガーさんの趣味・嗜好、家族構成やライフスタイルといったところまでセグメントできれば、単純なプロモーションでなく、様々なケースを想定したテストマーケティングとしてデータを抽出することも可能になるでしょう。ちなみにB-Promotionさんは、この辺へのてこ入れが着々と進んでいるご様子。
  3. ブロガーさんの発言を制約すべきでない
    発言を誘導するのはもってのほかですが、「否定的なことを書かないで!」というのもいかがなものでしょう。マイナスの面を書かれる事は避けたいと思うのは正直なところだと思いますが、”マイナスの面を書かれた”という事自体は、実はマイナスではないかもしれません。100人が体験したら、それぞれ何か違う感想を持つはずですし、全員が良いことばかりを言っているというのも信憑性がありません。また記事の面白さも半減するでしょう。きちんと選定されたブロガーさんたちであれば、頭ごなしに否定するだけの記事を書くわけもなく、メリットを強調するデメリットへの言及だったり、次回改良時には是非反映して欲しいと熱望するような思いで書かれた、とても貴重なメッセージかもしれません。そんな風に表現されたマイナスは、悪として伝播するとは私は思いません。ただし、そのまま放っておいたらマイナスのままです。それを吸収し次のアクションにどう活かせるかこそが重要で、そこでの対応によっては、より大きなプラスに変化させることが出来るはずですから。
    先ほどもふれましたが、単純なプロモーションに終わらないところがこのブログプロモーションの面白いところですね。
  4. 真の消費者と対話していることを意識せよ
    ブロガーさんも生の消費者です。いくらお金を払っているといっても単純な広告出稿のようにとらえてはなりません。「ブロガーを使ってプロモーションしている」というような感覚ではチャンスを活かしきれているとはいえません。ブロガーさんという発言力や影響力の高いスポークスマンと接する機会を得たということは、商品広告では表現できない企業姿勢を感じてもらえたり、まだ世に出ていない商品を一緒につくっているチームの一員であるような感覚を抱いてもらったりする、通常では得られない特別なチャンスなのです。ブロガープロモーションは“Amplified(仕掛け型)のクチコミ”ですが、この活動を通じてブロガーさんをあなたの企業のファンに導くことが出来たならば、“Organic(自然発生型)のクチコミ”を生み出す事につながっていくのです。もちろん下手な対応をすればアンチを生み出すことになりますから、神経質になるべきです。

ここであげた4つのポイントはブログプロモーションにのみ、ということではなく、対CGMとしての考えとも通じるものがありますよね。気付かれないようにサクラ書き込みなんてしてませんか~?腹黒いあなたの真意は、賢い消費者には見透かされていますよ! な~んてね。