ドッグイヤーとIoT|2018年頭挨拶

戌年

新年あけましておめでとうございます。

戌年ということでまず思い出した言葉が、「ドッグイヤー」です。同じようにこの言葉を思い出された方も多くいらっしゃるだろうと思いましたが、このドッグイヤーに因んで、年頭の挨拶を申し上げます。

私がこのインターネットの業界で社会人デビューをした前後、ドッグイヤーという言葉を本当によく耳にしました。

ドッグイヤー

【英】dog year

ドッグイヤーとは、俗に、IT業界の技術進化の早さを、犬の成長が人と比べて速いことに例えた俗語である。1990代後半頃から用いられていた。
引用元:Weblio

確かに我々の生きるネット業界は、ものすごいスピードで、起業>成長>衰退を遂げる企業が多いと感じます。

学生時代、先輩や友人の店舗ウェブサイトをつくり始めた頃より早二十数年、激しく変化を続けるこの業界、また社会環境の中、同様の仕事を続けられていることに感謝すると同時に、未だそこから大きな進展を遂げられていない自分を情けなく感じてもいます。

ここ数年IoT(Internet of Things)環境整備が急速に進み、どのような業界でも新しいサービスや価値の創造にチャレンジし易い状況になってきました。多くの皆様が業務において、売上向上、業務効率化・生産性向上、コスト削減、リスク回避・・・、常に意識されている事と思いますが、

  • 「リアルタイムに配送ルート出してくれたら1日の売上がもっと上がるのに」
  • 「データが常時データセンターに送れてれば全体分析も効率化出来るのに」
  • 「センサーデータをリアルタイムに取得できれば事故を未然に防げたのに」

の様な、インターネットを絡めたチャレンジが本年さらに激化していくであろうと予想されています。

もちろん、売上アップ、効率化・生産性向上、コスト削減、リスク回避などによる企業体力の向上だけではなく、全く新しいサービスの創造こそがこのIoT活用の真価であろうと思います。

皆様の会社へうかがうなかで「この会社のこの業務データをIoT化出来たら、きっとこんなサービスが産み出せるかも!?」を常に意識し業務支援しながら、今まで以上に流れの速い時代において生き続けること、何事にもスピードを意識した一年にしたいと考えています。

本年も皆様の新しいチャレンジのお手伝いを全力でさせていただければ幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

平成三十年 元旦 有限会社BCOOL 高橋誠尚

P.S.戌年ということで、本年の年賀状は我が家の愛犬「そら」を起用してみました。目の周りに眉毛のような長い毛があるのですが、最近ではその毛も白くなり月日の経つ速さを感じている次第です。